その日の夜、わたしは彼と一緒に部屋にいた。
永らくテーブルに置いておいたビールのふちに大量にビールを飲んで巨大化したナメクジを発見した。
そんな時、ピンポンが鳴った。彼が玄関の方に行った。
それからは、一瞬だった。
チンピラのような人たちが一気に部屋に入ってきたのだ。
変な男たち、変な女たち。
そのうちの1人の女が、お前もいづれはわたしたちみたいになる、
お前はわたしの連絡先を知っているはずだから、連絡をよこせ、と言った。
わたしはその女を、知らない。
でも、知っているような感覚だけが残っていた。
彼らはわたしたちの家中をあさり、様々なものを持ち出していった。
ガラクタとしか思えないものも含めて。
彼らが持って行ったもの。
私たちのスーツと、わたしの保管していた大量の本。
そして、バッグや大量のガラクタだった。
彼らは横柄だった。
そして、話を聞いているうちに、実は彼の知り合いだということがわかった。
わたしは、彼らを止めようとした。
そうすると、1人の男がわたしを捕まえて、ナイフで脅し、犯そうとした。
わたしは、彼を見た。
彼は、なにもせず、助けてもくれず、ただそこに立っているだけだった。
わたしは彼に対する怒りと、諦めを同時に覚えた。
わたしが諦めると、その男はなにもなかったかのように、
わたしから離れていった。
1人の女が、わたしのために隠しといたから、と数冊の本を返してくれた。
大事だと思って、と言葉と共に。
その本は、スピリチュアルに関しての本だった。
結局、彼らは持つだけ持って、さっさと帰って行った。
家は荒らされたあとだった。
わたしはもう、この家には住めないといい、
彼は数時間くらい家から出ていった。
そして、新しく住む家を契約してきた。
新しい部屋に行った。
新しい部屋は古くて、ドアが壊れていた。
鍵を開けてしまったから、あのチンピラたちが入ってきてしまったのに、
そもそも鍵がかけられないなんて、信じられない!
と思ったわたしは、出て行く、と言った。
彼は、冷蔵庫とか洗濯機とか(1つしかないから)どうするんだよ、
というその点でわたしを止めた。
最終的には、止めたわりに、わたしよりも早く実家に引っ越していったのは彼だった。
後日、彼の実家の部屋に行ったとき、抱きつこうとしただけなのに、
セックスを求めていると勘違いされ、なんとなく断られたのだった。
それから私たちは食べ物を買いに、スーパーへ行った。
スーパーで何を買ったのかは、覚えていない。
スーパーの帰りにバス停で、またあのチンピラたちに出会った。
わたしは頭にきていたので、わたしから文句をいいに行ってしまった。
そこで、今度はこの前の1人の男にナイフで脅される羽目になった。
押し倒され、
嫌がるわたしの手の皮の部分を少しずつ切り取っていこうとした。
目の前でそんなことが起こっているのに、
彼は少し離れた場所で遠い目でわたしを見ているだけで、助けてはくれなかった。
そこには絶望しかなかった。
わたしは、これから殺される。
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一瞬で視点が変わった。
彼がいた場所に立っていたのは、わたしだった。
楽しそうに、こちらを見ているのだ。
その時、理解したのは、
彼がわたしを見ているんじゃなくて、彼がわたしを見殺しにしているんじゃなくて、
それをしているのは「わたし」だった。
その後、わたしは、楽しそうにそこから去り、
シャワーを浴び、次の男のところへ行く準備を始めるのだった。
(その「わたし」の胸はとっても大きかったことを追記しておく。笑)
なんて夢!!!!!!!
ちょー繊細に細部まで覚えてるんですけど。
変な夢。リアルな夢。
ちょっと面白いなと思ったのは、
・本はすべて持っていかれたはずなのに、「スピリチュアル」系の本は残ったこと。
・ガラクタを持って行かれたわたしは、少しほっとしていたこと。(本当は処分したかったんだろね)
・彼らはスーツを持っていったが、普通の服は置いていってくれていたこと。(仕事したくないことの表れだ)
・部屋に鍵がかからない、または、侵入されるのは、心に侵入されているからじゃない?って思ったこと。
・毎回、どっかどうかで犯されそうになること。(レイプ願望の表れか)
・最近、彼とセックスしていないんだけど、それが夢にもでてきたことw(しかも夢ではことわられちゃってるw)
なんか、夢っていろいろこわいよなー。