タイトルとはまったく関係のない記事がつづく
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とうとう堪忍袋の尾が切れた私は、仕事帰りに派遣会社の担当者に電話をし、
「聞いていたお話と違って、お仕事が少なすぎます(仕事内容なんて2割しか合ってないし)ので、辞めさせて頂きます。」
と告げた。
グーグル先生に教えていただいた通り、次の日に会社まで来て、面接となった。
「電話じゃアレなので、明日伺います。」(アレってなんだ)
の一点張りで話を電話で聞こうとせず、会って直に話そうと言うのだ。
そして、思いとどまらせようとしてるのだ!THEマニュアル通り!
当日は、やはり2人の担当者がノコノコとやってきて、圧迫面接みたいになった。
というか、そもそも就業時間中に面接するってよく派遣会社はやっているけれど、一体どうなっているのだろう?時給を払っているのは、企業の方なはずなのだが、、、ちょっと仕組みが理解できない。1時間話していても、企業が時給払ってるんでしょ?なんだかセコくね?派遣業界からしたら当たり前のことなのかも知れないが、私が企業側だったら、「え?」ってなる。いや、「おい」ってなるわ。
で、結局企業側がもっと仕事を私に振るということで折り合いがついた。(らしい)
「いやぁ、初めて間もないからセーブ気味だったんですよ・・・」
という素晴らしい言い訳と共に、ね!(実情を知らなかっただけだろ)
何事も1回目は許すことをモットーに生きている私としては、仕事を初めて1週間目で仕事がなさすぎて発狂しそうになり、上長に既に訴えていたのだが、それについてスルーされたのには目をつぶろうと思う。ただし、2度目はねえぞ・・・!なのである。派遣のくせにどうしようもないくらい上から目線の思考回路だが、そこは外部に表明しない限り(今しちゃってるけど)、素晴らしき日本国憲法がこのワタクシの良心の自由を擁護してくれるのである。
その次の日、上長が頑張って(他の部署から雑用をかき集めてきたとしかいい得ない)仕事をたくさん用意してくれた。「コンスタントに仕事が欲しい」と訴えたはずが、どうやら、「コンスタントに仕事」の定義を伝えなかったせいかどうかは知らないが、「コンスタントに(雑用をこなすような)仕事」を当てがってくれたのだった。
文句は言えない。確かに、コンスタントに(雑用という名の)仕事が出来そうである。
ショックすぎて、コンスタントという言葉自体の意味を履き違えていたんじゃねえかと焦った私は調べてみたよ。
- [名・形動]
- 1 いつも一定しているさま。恒常的。「毎月―な収益をあげる」
- 2 数学・物理学で、定数。記号Cで表す。
いったいどう伝えれば正解だったのかもはや分かりようがない。
そして、この土日は、全ての殿方のお誘いを丁重にお断りし、一人で、酒を飲むか、食べるか、吐くか、泣くか、のコマンドしかないクソみたいなゲームの主人公をやっている。飛び降りるコマンドはきっともう少しゲームを進めると特設ステージにて使えるようになるだろう。
性別問わず人に会うことを拒否し、一人で丸々2日間も過ごしていると、自分がどれだけ頭のヤバイ人間なのか嫌でも思い知らされる。人間は好きだけど、嫌いだ。そして、嫌いだけど、好き。これを花びら毟る占い(これって意外と残酷だよね)みたいにずっと脳内で繰り返している。
でも唯一の救いは、読書が好きだということ。
人生に、この世界に疲れたら、本の世界に逃げ込めばいい!
ということで、「読書」コマンドを再登場させて、永らく本棚で眠っていた本を掘り起こしてみた。その本がきっと私の人生を変えてくれる(はずだ)。
その名も、
「人生に疲れたらスペイン巡礼」
人生に疲れる前に買っておいた私はきっと先見の明がある!と勝手に独りごちたのでありました・・・
つづく