Way to be HAPPY

Life is a Journey

カミーノ巡礼4日目

4日目。

ブルラーダ村 to パンプローナ

昨日思いっきりブルラーダ村をパンプローナと勘違いしたせいで、初めてのお休みの日である今日も5キロの道のりを思いバックパック様を背負って歩く羽目になった。

なんというミステイクなんだ・・・・!

と、そんなことも言ってられないので、ちょっとだけお寝坊さんをして、8時半にアルベルゲを出発。にしても、朝ごはん抜きで10ユーロ、朝ごはん込みで14.5ユーロ。引き算すると4.5ユーロなのだが、朝ごはんの選択肢が味気ないビスケットかシリアルかパン(トップングは薄いチーズとこれまたうすいハムな)というのはどういうことだろう。
ほとんどのアルベルゲでそのような悲しい朝食メニューだったりする。
(特に民営のアルベルゲ)

これも寄付みたいなものだと思って割り切ってみるが、ちょっと今日の朝食の利益率を計算するのは悔しい。ってほどに差がすごい。
今日食べた朝食の原価の総額やどう考えても0.5ユーロくらいだからね。
ま、しょうがないよね!

そして、意外と遠いパンプローナまで、山みたいな道路を一つ越え、1時間半かけて到着。(にしてもなんでこんなに時間かかったんだろう?)

「メゾンナベ」というパンプローナ市街のほとんど中心地にある結構綺麗なホテルに滞在するのだ。
昨日のアルベルゲがひどすぎて(何故ならそこは、パンプローナだと思い込んでいたし、そしてパンプローナのアルベルゲは超綺麗だとどこかの誰かのブログに書いてあったから)、あったまきてパンプローナ市街の良いホテルをBOOKING.COMにて予約してしまったからだ。
でも、79ユーロだったし、日本に比べればずっと安い気がする。

まさかの10時に到着してしまって、チェックインはHPによれば、14時だし、荷物だけ預かってもらって、街でチェックインまで待とうかなーと思っていた。

ところが、だ。

「今、ちょうど準備ができてる部屋があるのでご案内します。」

とイケメンフレンドリーホテルマンが部屋に通してくれるではないか!

微妙にスウェッティーになっていた私は、心から感謝の念を覚えた。
素晴らしい機転のきき具合いである。

なんだか4時間分得したような気持ちである。

部屋に入ってみれば、シングルで予約していてシングル料金だと思っていたにも関わらず、ツインになっているではないか!

これまた大興奮。

なんという素晴らしいホテルなのだろうか・・・!

6日ぶりのお風呂をソッコーでためて、長風呂を楽しんだのでした。

お風呂には日本人の至福の時だよなーと実感。
素晴らしいリラックス感を味わったのでした。

その後、微妙に洗濯をして、化粧をして、街へといざ行かん!!という感じに。

お腹が超減っていたので、近くのテラスのあるレストランへ。
その名も「PEREGRINO」
外ならタバコも吸えるし、ブログも書けるし、日差しはパラソルが遮ってくれるし、完璧や!!ということで、そこに決定したのだった。
(今、気付けば満員だったテラス席に残っているのは私だけw)

お店で注文をしようとしていると、
「あなたは日本人ですかー?」
と、日本語で聞いてくるスペイン人店主が。
日本語で話しかけてる時点で、もはや聞くまでもなくね・・・?という疑問点には触れずにおいたよ。
でも、超嬉しかった。
この旅で初めて1発目で日本人ですか?と言われたから!
今日の今の今まで、ずーっと例外なく、
「Are you Korean?」
ばっかりだったからね。
別に韓国人が嫌とかそういうわけではない。
ただただ、当ててくれ!そろそろ当ててくれ!と思っていたからだ。
そして、何故韓国人扱いされ続けるのかすごく疑問だった。
だって、みんな日本人だけど。って言うと嬉しそうに日本語で「こんにちはー」とか言ってくるんだもんね。これも例外なく。
韓国人だと答えたら、韓国語で話してくれたんだろうか・・・
今更ながら1回くらい試してみるべきだったわ。

その日本語大好き&日本語上手な亭主は、何故そんなに日本語が上手いんだ?と聞くと、
「大学で学んだからだ。」
と言ってきた。

・・・大学で学んだだけで、そこまで喋れちゃうものなのか・・・!

ちょっとショッキングだった。

だって私たちは、大卒であれば、10年間英語を勉強していることになる。
にも関わらず、英語のスピーキング能力なんてへっぽこぴーみたいなものじゃないか!!
ガイジンに日本国内で話しかけられ、タジタジになっている日本人(以前の私も含む)を何人見たことか。

やはり、海外はポテンシャルが違うな・・・と感じた1コマでした。

ビールとスペイン風オムレツwithパン(必ず付いてくる)を食べきって、お腹が膨れた私は街へと更に繰り出すのでした。