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Way to be HAPPY

Life is a Journey

カミーノ巡礼 23日目

カミーノ巡礼

23日目。

Sahagun to Reliegos

朝、6時に起床。

夜中に何度も起こされたせいでかなりの寝不足である。

それでも、歩かなければならない、それがカミーノである。

ということで、もたもた支度をしている彼を置いて、
さっさと出発した。

最後まで、フニャチンをぷらぷらさせていていた…

ごめんよ、相手してやれなくて。

でも、私は巡礼者(一応)なのである!!

今日は、とあるガイドブックによると、28kmと意外とユルいイメージの道のりであった。

が、実際に歩いた距離は33.5km...

一体何が起こったんだろうか・・・

まったく分からないが、確実に5km以上予定より多く歩かされたのは確かである。

もう信じない。

もう信じないぞガイドブック!!

という感じである。

今まで見逃してきていたけれど、何回かこういうことがあった。

このガイドブックは意外とざっくりで、今、自分がどの道を歩いているのかもよく分からなかったりするのである。

昨日、スペイン大好き男の彼からWi-Fiルーターを貸してもらってなかったら、かなり焦っていたこと間違いなしだったと思う。

そういう点では感謝すべきだと思う。

今日は、本当に何もない道であった。

ひたすら、右手に道路、左手に麦畑(再)がひたすら続く。

その他には特筆すべき点が全くない道であった。

全く道を歩いていて疲れることはない。

だがしかし、飽きることは多分にあるのだ。

音楽をiphoneで道中ずっと聞いていたものの、何周目か、何回も同じ曲が回ってきてほとほと飽き始めていた。

もう、iphoneの中の音楽は私の起爆剤にはなり得ないようであった。

そろそろ4周目なんじゃないかという疑問が湧いてきた時点で、

ようやく次の街が見えてきた。

本当は、もう少しレオンに近づいておきたかったので、
あと1つ先の街(6km先)まで行きたかったのだが、
到着時刻は14時半。

これ以上行くと、恐らく到着時刻が17時を過ぎてしまいそうなので、
諦めてこの街でストップすることにした。

そして、アルベルゲ選びをまんまと間違えた。

すごく無愛想なレストラン兼アルベルゲのおばさん。

レストランが忙しいらしく、とても雑である。

というよりも10分以上しょっぱなから放置されている。

そこでまずイラッときてしまった…

そして、英語を全く理解してもらえないことにイラッとし始める私。

スペインに巡礼者しに来ているのだから、
その国の人が英語を話す必要など無いのだ。

なのにそれを求めてイラッとしてしまった自分に、
更にイラッとしてしまう。

イラッとの連鎖のスタートである。

そして、スーパーマーケットはおろか、雑貨屋さんさえもなく、バルしかない点にイラッと。

何故なら私は今日、スーパーマーケットで米を炊いて、米を食いたかったからである。

しょうがないから、近くのバル兼レストランみたいなところで、
パエリアを頼んでみた。

しかも、何故か黒いイカスミパエリアを選択してしまった。

そして、更に何故かそのイカスミパエリアだけ2ユーロ他より高い、12ユーロであった(笑)

そして、出てきたパエリアは、メニューの画像とは随分違う出来であった。

まず、ムール貝は1個しか入っていなかった。あとエビも1つな。

そして、パエリアのくせに、お粥みたいな水加減でべちゃべちゃな物質が出てきた。

これで…12ユーロとは…!!!

である。

だが悲しいかな、日本人としてクレームをつけるというスペシャルな機能はもちろん搭載されていないし、

米を食べたかったのだから、一応本来の目的はかなってるし…

と考えると、素直に食べて帰る、それが最善の策だと思えたのであった。

と、そこまでは良かった。

何故か、アルベルゲに帰ってきてから意味のわからない過食がスタートし、自動販売機でチョコのお菓子を2〜3個買い、食べて、すべて(かどうかは分からないが)吐き出してしまったのであった…

同居人の、
「私、あなたがカミーノに行っても過食症は別に治らないと思うよ」
と言う言葉が脳裏を何度もよぎっているのだった。

それにしても、これはどうしたことだろう・・・

今まで、いい感じにここまで来たじゃないか、私…

なんだか、とほほという感じである。

そして、いつもの被害妄想がまた始まっている。

みんなが笑って話しているだけなのに、まるで私のことを指差して笑っているような気がしてきてしまうのだ。

もはや、これって…末期なのかもしれない。

私、一体、カミーノに何をしに、来た?

何を求めて来た?

もう、よくわからなくなってきてしまっている。

ただ、ひたすらに時間つぶしの為に歩いている、それだけな感じがしてきた。

私は、このカミーノにおいて、ちゃんと何か成長することが出来ているのであろうか。

 

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