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過食症(摂食障害)の意外な原因 後編

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そんな中、面白い発見をした。

 

とある日、午後2時まで軽くファスティングをして(全くお腹が減らなかった)、

「最強の食事」で取り上げられているおすすめの昼食レシピである、サーモン&アボガドのスペシャルレシピに挑戦してみたのだ。

 

味は素晴らしく美味しかったのだが、アボカドか、サーモンがまずかった。

 

「最強の食事」という本の中でも言及されているのだが、自分の体に合わない食事を摂ると数分後〜数日後にかけて脈拍が上がる可能性があるという。

 

そして、まんまとそれに引っかかったのだ。

 

食事を摂れた満足感もつかの間、すぐに私は胃腸の不調というか、なんというか、吐きたいような衝動に駆られた。

腕時計の脈拍計を図ると、寝っ転がっているにも関わらず脈は70台。

どうやら何かがおかしい。

 

それから、朝からテンションマックスでご機嫌だった私の脳は、またしてもいつもの「鬱々人生いろいろ心配モード」へ突入した。

 

そうしているうちに、ようやく今までの人生において、こういう考えをしてしまうのは食事が原因だったんじゃねえかという思いに至った。

 

今まで、そんなこと一切考えたこともなかったことが驚きである!

 

こういう鬱々精神は私の人格を形成する一部だからもはや仕方がないと思っていた。

だがしかし、朝起きてから午後2時まではご機嫌だったのだ。

そして、食事を摂ってからどうもおかしい。

ということで、食事が原因だったんじゃないか?という疑問が湧くことになるのだ。

 

食べた食材は、サーモンとアボガドだけ。

 

ということは、サーモンかアボガドが私の脳みその思考クオリティを格段に下げてしまっていることになる。

 

だがしかし、現状では、どちらかは判別不能だ。

 

そして、グーグル先生に、サーモンについてアレルギーがある可能性があるのか?と聞いてみると、かなりの件数がヒットした。

鮭アレルギーなるものがあるようだ。

 

私は、サーモンに焦点を当ててみた。

私の大好物なのであるが、サーモンである可能性はなくはない。

好き、とアレルギー反応が起こるかどうかは全くもって別問題なのだ。

イコールにしてくれたらどんなにありがたいことか、とは思うのだけれど。

現実は私の嗜好などおかましなしのようだ。

 

そして、なんだか食べ物が末恐ろしくなってきた。

 

もし、今までの不調や肌荒れやそれらの原因が私が摂取してきた食べ物だとしたら・・・?

その可能性を今まで模索することもなく生きてきたけれど、もしそうだとすれば、これはこれからの私の人生に関わってくるであろう由々しき問題である。

 

そして、いろいろグーグル先生で調べていたら、面白い記事に巡り合った。

 

で、ここからは、わたしの仮説なんですが。摂食障害の原因は(診断されていない)食物アレルギーなんじゃないかな。たとえば、わたしの今回の場合、

カカオとココナッツに過敏に反応する体質
→ それを食べたことで小腸が炎症をおこす
→ 食後(あるいは空腹時)は特にその胃腸の不快感が強まる
→ 不快感をごまかすために「なにか」食べたくなる

おいしい思い出: 摂食障害のかくれた原因は食物アレルギーかも

 

というものなのだけれど、私が過食に走ってしまうパターンと類似度98%なのである。

特に最後の、「不快感をごまかすために『なにか』食べたくなる」というところが。

 

だいたいいつも過食するつもりがなかったのにも関わらず過食に走ってしまう時というのは、今さっき食べたものがお腹で不快感を私に感じさせてくる時が非常に多いのだ。

 

今まで気づかなかったのが不思議だ。

 

私は、このブログの著者の方の意見に激しく同意するものである。

 

ということは、今まで長年悩んできたこの「過食嘔吐」に対する対処法としては、このアレルギーを引き起こす食品を一切摂らないこと、なのではないかと考えた。

 

だがしかし、一体どの食品が私にその不快感を与えているのかさっぱりわからない。

今まで留意したことが皆無だったからだ。

まさか、自分のこの過食症が、精神的理由でなく、アレルギー反応によるものだなんて、どうして思いつくことができただろうか。

過食症で病院に行けば、間違いないく「精神的理由」としか診断されない。

ちょっと間違えば「精神病」扱いで、売るほど薬を処方してもらえちゃったりする。

もはや、幼少時のトラウマとか、痩せていたいという現代病みたいな扱いしか、この国では過食症に対して用意されていないのではないだろうか。

他国については知る由もないが。

 

だが、もし、、、もし、アレルギー反応が原因だとしたら?

 

それは、私の中ではもう世紀の大発見としか言いようがない。

 

そして、私はそれを立証すべく、食物アレルギーに対しての検査について調べ始めたのであった。

 

そこで、発見したのが、

www.ambrosia-kk.com

である。

 

この会社が販売しているキットは、IgE抗体検査・IgG抗体検査・IgA抗体検査に対応している。やり方としては、キットに含まれているピアッサーのような鋭い針(そんなに痛くない)をパシッと指にぶっ刺して出てきた血液をキットに入っている紙に何枚か塗りつけるだけでいい。

 

IgE抗体検査・IgG抗体検査・IgA抗体検査って何?という方にはこちら

IgE抗体検査とは?
IgE抗体は、主に粘液分泌で見られます。
IgE反応は、食物または吸入によるアレルゲンへの暴露の直後に起こります。
通常、アレルゲンへの暴露から15分以内に初期相反応が現れます。
その後、後期相反応が4-6時間後に現れ、浮腫や炎症が何日にもわたって続くことがあります。
IgG抗体検査とは?
IgG抗体は、血液中で最も多くみられる抗体です。
炎症のプロセスは数時間から数日間と緩やかであるため、このタイプの反応は「遅延型」と呼ばれます。
マクロファージと呼ばれる免疫細胞が即ちにこれらの免疫複合体を処理しますが、その能力には限界があります。
抗原を体から排除しようとするマクロファージの能力を、過剰な抗原が飽和してしまう場合があり、その結果、免疫複合体が長期間にわたって体内を循環し、体組織への沈着が起こります。
IgGには、IgG1、IgG2、IgG3、IgG4を含むいくつかのサブクラスがあります。
USバイオテックはこの4つのサブクラスすべてを分析し、抗原ごとの総IgG抗体レベルをレポートします。
IgA抗体検査とは?
IgA抗体検査の結果は、原因食物や吸入抗原を特定するための追加情報となります。
USバイオテック研究所での社内研究の結果、IgE抗体が陰性の検体の90-95%のうち、70-85%がIgG抗体で陽性でした。そして、IgEとIgGが両方とも陰性の検体のうち、30-40%がIgA抗体において陽性を示しています。
IgAとIgGの両方が、種々の慢性炎症性疾患に関係している場合があります。
残念ながら、どういった段階でIgGまたはIgA、もしくはその両方に指令が出される、という絶対的なルールは存在しませんが、両方の抗体を検査することで、総合的な評価を患者様に提供することができます。
 

 

http://www.ambrosia-kk.com/about/about_examination_2.html#001

 

ということで、私は上記の検査キットを購入することにした。

私は欲張って3種類すべて検査したかったので、少々お高いアソートセットにすることにした。

IgG 96 スタンダード・フード・パネル(日本)+IgA

 

これで、私の過食症が克服できたら本当にありがたく思う。

 

そして、結果をまだ見ていないのでなんとも言えないのは確かなのだが、今までの自分の体の反応から鑑みるに、どうやら私の過食症の原因は世の中で当たり前に言われている「精神的理由」ではどうやらないようであった。

 

今まで、12年間も「過食嘔吐」に苦しみ、自分は「精神障害者」なのではないかとひたすら怯えて生きて来た。

それが、もしかしたら、これで解決できるかもしれないのだ。

 

前述(過去のブログで)のとおり、今まで本当に色々なことに挑戦して、これでもない、あれでもない、とずっと同じような悲しい努力を繰り返してきた。

もし、これで解決できるのなら、きっとよりよい明日が私を待っていてくれているような気がする。

 

そして、私と同じように何をやっても「過食嘔吐」が治らない人々にとって朗報になるのではないかと期待している。

 

ちなみに、検査対象は下記の通り。(2016/8/28現在)

■乳製品
カゼイン、チェダーチーズ、カッテージチーズ、牛乳、ホエイ(乳清)、ヨーグルト

■フルーツ
リンゴ、アボカド、バナナ、網メロン、チェリー、ココナッツ、赤ブドウ(ミックス)、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、オレンジ、パパイヤ、モモ、パイナップル、いちご、スイカ

■ナッツ・穀類
アーモンド、キドニー豆、グリンピース、大豆、さやいんげん、そば粉、カシューナッツ、トウモロコシ、小麦グルテン、緑豆、オートムギ、ピーナッツ、ピスタチオ、玄米、白米、ライムギ、ゴマ、クルミ、全粒小麦

■野菜
筍、もやし、苦瓜、ブロッコリー、キャベツ、にんじん、カリフラワー、セロリ、きゅうり、ナス、ニンニク、昆布、リーキ、レタス、マッシュルーム、オリーブ(黒)、タマネギ、ピーマン、サツマイモ、ジャガイモ、かぼちゃ、ほうれん草、トマト

■肉類
牛、鶏、卵白、卵黄、ラム、豚

■魚介類
あわび、ハマグリ、タラ、カニ、イカ、カキ、バラフエダイ、ホタテガイ、サーモン、シーバス、エビ、マグロ

■スパイス
カレーパウダー、しょうが、マスタード、黒胡椒、チリ(カイエン)、バニラ

■その他
カカオ、さとうきび、コーヒー、蜂蜜、製パン用イースト、醸造用イースト