Way to be HAPPY

Life is a Journey

社畜と独立との狭間で 前編

今日はちょっとスピリチュアルなかなり衝撃なことが起こった。

そして、びっくりしたことよりも何よりも、超スッキリした。

 

実は、2016年がもうそろそろ終わろうとしている時にかる〜く計算をしてみたことろ、今年だけで、ざっと見積もって600万以上は使い果たした計算になった。

 

通帳の残高を足して、元より引き算して計算しただけなので、本当は家賃収入もそれ以外で入っていたはずだし、なんやらで一体実際にいくら使ったのかは不明である。

そして、突き詰めたくは、ない。

 

そして、問題なのは「何に」使ったのかであるが、そこらへんももう、終わったこととして闇に葬り去りたいところである。

 

そして、とうとう私の貯金がそろそろ100万円を切ろうとしていたのであった。

 

私は、恐ろしいほど焦った。

結婚中の、AEONの英会話に30万を支払うかどうかで悩んでいたころの可愛い私はもう離婚という事件を経て、跡形もなく消え去っていたのであった・・・

そういえば、昔から親にこう言われていたのを思い出した。

「あんたは、あればあるだけ使っちゃうからね!」

そう、その通りになりましたよお母さん。。。

 

そして、ここ数ヶ月は、ずっとお金の心配ばかりをしていた。

だからこそ、「いつか頼れる(はずの)有力候補たち」を残しておきたかったのだろうと今更ながら思う。

食いたくない飯を一緒に食べ、笑いたくない時に笑い、やりたくもないときにやってみたり、そういえば私は本当に必死だったんだと思う。

 

何も援助してもらっていないから、私はクリーンなのだと思っていた。

いや、むしろそう思いたかった。

 

しかし、実際は私は掛け捨ての「保険」をかけていただけだったのだろう。

掛け金の代わりにわたしの時間と、作り笑いと、たまに下の穴(笑)

 

金をもらってなければ、愛人でも売春でもないなんて、とんでもない嘘だった。

絶対に、その瞬間に私は魂を売っていただろうから。

しかも、満期の永遠にこない「保険」のために、ね。

そして、何より問題なのは、私が私自身にその嘘をついて、無理やり納得させてきてしまったということだった。

 

心というか、精神というか、そこらへんはもうズタボロの有様で、

変なプライドだけがかろうじて私を生きながらえさせているとしか思えなかった。

 

好きでもない男からの、「愛している」だの「君といるとホッとする」だのというまやかしの言葉を私は自分自身の評価基準にしてきてしまっていたのだ。

私は、他者の評価によってしか自分を評価できないようになっていたのだということに気づいたのは、かなり今更というタイミングだったように思う。

 

女は見た目だけじゃない、中身も大事だ。頭は特に。

なんて考えているくせに、結局見た目で自分を判断させて、一喜一憂。

本当に、情けないことをしてきたと思う。

 

昔、付き合っていた塾の先生(英語)にラブレターをせがんで、英語で書いてもらったことがある。

彼は、無理やり書かされた割に、しっかり書いてきてくれて、そこには、

「もし、君が事故にあって顔がぐちゃぐちゃになったとしても、私は君を愛すよ。」

と書いてあったのを不意に思い出した。

その時は、内心、(何言ってるんだろうこの人。私が事故にあって顔がぐちゃぐちゃになるわけないじゃない)って思っていた。

でも、それこそが愛だったのかな〜と今更になって気づく。

もはや、15年以上経っているし、先生はさっさと若い時に病気で亡くなってしまったのだけれど。

今なら分かる。

そして、2度と現れるかどうかもわからないそいういう相手を待ってみたい気もする。

 

時、既に遅しとはこのことをいうのだろうか。

 

ということで、私は、残りの残高が2桁になることを極端に恐れていたのだ。

しかも、現在絶賛無職謳歌中である身だし。

 

そして、ここ数ヶ月、残り少ない残高で起業をするか、起業したら支援するという殿方たちの餌に釣られ続けるか、それとも、派遣で腰掛けを泣きながらするか、更には、もはやがっつり営業職で正社員として働くか、という選択肢を日々堂々巡りする羽目になっていた。

そもそも、仕事はできるし、ゼロから億単位の収益を出す会社を作ってきたノウハウはあるし、正社員として働くべきだったのかもしれない。

それでも、どうしても、誰かに雇われるという、土日祝お休みです!みたいなシステムに組み込まれることが恐怖で恐怖で仕方なくて、結局のところ、いつも立ち往生みたいな感じになっていた。

 

じゃあ起業するかと言われたら、ネタや案はボロボロ思いつくのだけれども、じゃあイニシャルコストはどうするんだ?私、もはやこれ払えなくね?くらいになっているので、二進も三進もいかない。

でも、殿方たちには、頭を下げるなんてごめんだね状態で、常に膠着状態であった。

 

つづく