Way to be HAPPY

Life is a Journey

読書記録「精子戦争」

今朝の半身浴のお供は、「精子戦争」である。

 

なんとも、わたしが好きそうな題名であることよ。笑

 

そして、内容はどうやらわたしの期待を裏切らなそうな予感がある。

 

この本は、

  • なぜ幸せで満足しているときにも信じられないくらいに強烈に浮気をしたくなるのか?
  • なぜ男性はアメリカ合衆国の人口の2倍以上を妊娠させるだけの数の精子を1回で射精するのか?
  • それなのになぜ、その半分が女性の足にしたたり落ちてしまうのか?
  • 子供は欲しくないのに、なぜしょっちゅうセックスをしたくなるのか?
  • なぜマスターベーションしたい衝動に駆られるのか?
  • なぜペニスはあんな形なのか?(これ、すっげー気になる。笑)
  • なぜペニスをピストン運動させるのか?
  • なぜ女性のオーガズムは予測困難で、また引き起こすのも難しいのか?(誰か答えてくれ)
  • なぜ同棲とのセックスに興味を惹かれる人たちがいるのか?

等々の素晴らしい疑問たちに答えてくれるという素晴らしい本である。

 

少し話は変わるが、実は各国でペニスの形が違うのか?と毎度毎度疑問に思っていたことがある。

まあ、この疑問に本書は答えてはくれないだろうけど、同じ日本人だと思っていた相手が実は、血統は違う(日本人ではない)であろうことが、もはやペニスを見れば分かってしまうようになってしまったわたしとしては、ものすごく気になるところである。

(ん?このペニスは・・・)

と思っていると、ある日、

「実は俺・・・」

とくるものだから、わたしの目は確かである。

 

参考までに・・・

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(出典不明)

 

ということで、話は戻るが、数回に分けて面白い内容をアウトプットも兼ねて書いていきたいと思う。

 

なぜヒトは、ルーティーンセックスをするのか?

男性の目的は、パートナーの体の中の精子を一定に保つこと。

女性の目的は、男性を混乱させ、意識的にせよ無意識的にせよ、射精する一番いい時期を彼に知らせないようにすること。

 

チンパンジーやバブーンなどのある種の霊長類のメスは、毎月もっとも妊娠しやすい時期になると、肛門や外陰のまわりが大きく誘うように赤く固くふくれあがり、その時期を実際に宣伝する。

ところが、チンパンジーはいざ知らず、人間のように一夫一妻制をとっている他の多くの霊長類(たとえばギボンなど)は、メスは自分の妊娠しやすい時期を宣伝するより、むしろ隠すようになっている。

 

Q.なぜか?

 

A.メスがいつ、誰によって妊娠するかということを自分でコントロールするため。

メスが、妊娠しやすい時期をオスに隠せば、オスはメスを集中的にガードできないからで、オスは食べたり眠ったりを無期限に放棄することはできないから、メスは妊娠しやすい時期を隠すことによって、いつ、誰によって妊娠するかということを自分でコントロールできるようになる、という仕組みのようだ。

 

なんとなく、そういう仕組みなっていたのは知ってはいたのだけれど、なぜなんだ?

いったいどうして、私たち女性は男性に排卵日を隠すのか?それどころか、私たち女性の体は私たち女性自身にさえ、それを隠している。なぜなんだ?

 

どうやら、私たち女性の体は、私たちにさえ排卵日を知らせないということで、2重の保険をかけているようだ。

もし、私たちが知ってしまったら、相手にバレてしまうかもしれない。

その可能性さえも、遺伝子的には潰したいように出来ているらしい。

 

そして、いわゆる排卵日の計算方法というものがあるが、あれはどうやらほとんどアテにはならないらしい。

月経周期14日目に排卵が起こるのは実は稀で、女性が14日目に排卵することはごくたまにしかないらしい。

女性の体の戦略と鍵は、変わりやすさにあるようだ。(気分もな)

ということで、どうやら妊娠しやすい日というものは、予測不能なのだそう。

でも、最近は排卵日検査薬とかもあるしなー。と思ったけれど、そこまで本気の妊娠願望があれば、もはや隠す意味はないものね。

 

どんだけ中出ししてもできなかったのに、遠い昔、うっかり生理中に出された精子で妊娠したことのあるわたしとしては、非常にここらへん興味深かったのだよね。

 

しかし、排卵から月経までは、ほとんどズレがなく、13〜16日の間に収まるらしい。

妊娠を希望されている方は、月経開始日から逆算して(なぜ、あの時に出さなかったのか・・・)と悔やむのにちょうど計算しやすくて良いかもしれない。

妊娠を希望しない女性としては、(うわーやばかったけど、セーフ!)と振り返って過去の自分の判断を褒めてやることも可能である。笑