ちなみに「膵臓」さんについておさらいをしようと思う。
これな。
君の膵臓を食べたい という本が最近やたらと気になっていたのだが、もしかしたら膵臓さんからのメッセージだったんじゃ?という気がしないでもない。
で、膵臓とは?
膵臓(すい臓)は胃の後ろにある長さ15センチぐらいの臓器で、消化液を分泌する外分泌機能と、ホルモンを分泌する内分泌機能をもっています。
膵液は、膵管を通して十二指腸内へ送られます。
この膵液は糖質を分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するトリプシン、脂肪を分解するリパーゼなどの消化酵素、核酸の分解酵素を含んでいます。
また、膵臓のランゲルハンス島細胞からは、糖の代謝に必要なインスリン、グルカゴン、ソマトスタチンなどのホルモンが分泌されます。
インスリンは、血液中の糖を使ってエネルギーを作ります。インスリンの不足、あるいは、働きが弱くなると血液中の血糖値が高くなってしまいます。
血液中の糖(血糖値)が低下すると、グルカゴンが分泌され、肝臓に糖を作らせて血糖値を上昇させます。
インスリンとグルカゴンによって、血液中の糖の量が一定に調節されているわけです。
このように膵臓は、食べた食物を消化し、ホルモンによって糖をエネルギーに変えるという、2つの働きを調節する役割をしています。
膵臓の機能がうまく働かないと、各細胞に栄養が供給されず、エネルギーが産生できなくなってしまいます。
だそうですよ。
今、自分でまとめてみて、妙にしーーーんとなってしまったのは内緒。
過食嘔吐がいかに膵臓を酷使することであったかということに、改めて気付かされた。
①過食する → 血中の血糖値が急上昇 → インスリンを分泌(担当:膵臓さん)
②嘔吐する → 血中の血糖値が急降下 → グルカゴンを分泌(担当:膵臓さん)
注:食っている間にも消化されることを前提として、膵液(消化酵素)をバンバン分泌(担当:膵臓さん)
ああ、、、こりゃあ膵臓さんは疲れるわけですよ。
そりゃあ肋骨盛り上がっちゃうくらい膵臓さんが腫れるわけですね。
妙に納得したのでありました。
ちなみに話は変わるが、巷で流行っている(いた?)ローフードなる食習慣がある。
まあ、その名の通り「ロー(生)」な「フード(食べ物)」を食べるということなんだけれど。厳密に言えば、42度以下で調理されたフードのことをさす。
んで、なんでこのローフードが良いかっていうとね、生ビールや生キャラメルみたいに「生」という語感が良いって訳ではないのよ?笑
なぜこの「ロー(生)」が良いかということがポイント。
ちなみに、ローフードは基本的に、動物性タンパク質(肉、卵、牛乳)を含みません。
生だからって、生肉食べちゃダメなのwww
野菜などは各々に「酵素」というものを持っていて、その酵素を含むが故に、我々の消化酵素を分泌する必要がない→だから体に良い、とされている。
はい、ここで、なんで消化酵素分泌しなことが体に良いんだ?って思った人ー?
鋭いですね。
なぜなら、人間の体で作られる消化酵素は一生において有限である
とローフードでは考えられているから。
でも、もしこれが本当だとすれば、私はそろそろ使い果たして死んでいてもおかしくはないと思うんだよな・・・
だから、私はあまり信じていない。
それでも、そりゃあ消化酵素を使わなければ使わないほど、膵臓への負荷は減るであろうことは考えられるので、ローフード的な発想はある程度、健康に繋がるのでは?とも思っている。
というか、過食嘔吐止めるだけでかなり健康だろって話なんだけども。
止められないから、悩んでいるのだ。
でも、私みたいに過食嘔吐する人は、この記事を読んで、
(うわ、私の膵臓やっば〜!てか、かわいそうやな)
って少しでも思ってくれたら嬉しい。
そうすれば、少しずつ少しずつ自分の身体に関心が行くと思うから。