Way to be HAPPY

Life is a Journey

愛を知らぬ人の行き着く先

他人を愛することはできる。

困っている人を助けることはできる。

家族のためなら死ねる。

でも、男性を愛することができない。

それが、私の問題だと思う。

性愛が関与するもの、それを無意識か意識的か排除しようとする自分がいる。

そういう意味で、異性である男性を疎ましいと感じる。

自分に不必要な存在であると感じてしまう。

私は私で完結してしまうから、異性を必要とする意味を見出せない。

これは、私の生まれ持ったか、記憶のない時期に刷り込まれてしまったかは、
分かりようがないが、今私が感じていることである。

何故男と女が引き寄せ合うのか。

私にはよくわからない。

社会では、そういうものだと教えられてきた、またはそういう風潮の中で生きてきたから、
私はきっと男性に魅かれなければならないのだとは理解している。

それでも、なお。

私にとっての異性とは私の存在価値を確認する術でしか無いのだ。

だからこそ、釣った魚に餌をやらないタイプの人と居ると急速に自分の自信をなくし、
自分の存在意義を見失う。

私は私であることに、誇りを持つべきなのに。

そういう考え方がどこで刷り込まれたかは判らない。
それでも、その考え方を自分から取り除くことができずに居る。

自分が認めていない人に認めてもらえないことに悶え苦しんでいる。

そして、同時に私は誰も認めていないのであとうことに気づく。

そうなると世界は地獄と化す。

自分を責め続け、何故自分は他人に認められないのだろうと思い悩む。

たった一人の判断基準に右往左往するハメになるのだ。

これはどういうことなのか、全く私には理解し得ない。

だからこそ、苦しい。

自分が認められていないと日々感じながら、生きていくことは至上の苦しみである。

ただ、それさえも、私の判断なのであろうことは理解しているつもりだ。

ただ、その思考回路をまだ私は排除し得ていない、ということなのだろうとは思っている。

本当の愛とは、何を指すのだろう。

そして、愛を語る人々がそれを本当に理解しているとも信じてはいないけれども。