Way to be HAPPY

Life is a Journey

マトリックス

久しぶりにマトリックスを観た。

最初に観たのは数年前。

SFの類かという認識で観たのを今でも覚えている。

今、再度観直していると、まったくもって感じる感覚が違うことに驚かされる。

これは、所謂SFではない。

否定できるだけの化学的材料が整っていないだけという理由でSFという分類にされているのだということがものすごく感じられた。

これが、真実ではないと、現実ではないと、誰が言えるであろうか。

そして、このストーリー内容としてはほとんど現実世界に近い。

というか、この現実世界で生きていく上で非常に役立つことが多いというべきだろうか。

ネオは、自覚によって覚醒する。

ということは、この映画をもしSFとしてとらえずに現実世界に置き換えて考えられる人がいるとすればこのストーリーは非常に有用ではないかということである。

心と体は一心同体なのである。

ネオが行った世界で、ネオが死ねば、それを送り込んでいる船内に居るネオも死ぬ。

これを私たちが今生きている世界で置き換えてみたらどうだろうか。

ネオがあの世界で死ねば、それを送り出しているネオ本体も死ぬのである。

ということは、私たちが生きている世界でも、同じことが起きる、その蓋然性を誰が否定できるであろうか。

心が(魂が)弱くなれば、病気になる。

これは、経験(というか実際に体験)した人であれば、100パーセント腑に落ちることであろうと思う。

それを、ただ映画というストーリーの中で表現しなおしているだけなのである。

これに気付ける人と、気づけない人の病気による死亡率は著しく違うであろう。

まあ、それの統計を取ろうとする物好きは居ないだろうから、「科学的に」実証だれないだけで。