Way to be HAPPY

Life is a Journey

ボディトーク4

話がいつもの通り反れにに反りきっているので、戻そうと思う。

 

横になっている私の左手を掴んだり、放したりしながら、私の肩に手を当て、何かブツブツと言っている彼女・・・

「触覚・・・足の裏・・・ブツブツ・・・」

と、触覚と足の裏だけしか聞き取れなかった。

 

そして、私に向き直り話しを始めた。

「まず、触っていて思ったことですが、やはり若いだけあって肌質などはそこまでひどい状態にはなっていませんね。そして、今から改善していけば、まずほとんど全て回復すると思います。あなたの長年気にされている肌荒れ(顔、背中、胸)ですが、これは内臓が疲弊しすぎて、体内の毒物がうまく代謝できずに、血中に流れてしまっていることが原因です。内臓から底上げしていくことで、血が綺麗になり、治って行くでしょう。」

「また、人には五感がありますが、レイさんは触覚が一番優れている方のようです。というよりも、触覚が優れている方というのはかなり珍しいのですが・・・」

と話してくれた。

普通の人は、視覚や聴覚や嗅覚、またはイメージで見える人もいるのだけれど、私は触覚がとても優れているという。

この触覚を鍛え直して行くことで、様々な力が発現していくことであろうと言われた。

巷によくある「引き寄せ」なるものも、私はそのうち簡単にできるようになるであろうと言われた。

(まじっすか!?)とちょっとテンションが上がった。笑

なぜなら、触覚とは神の世界でいう創造(クリエイション)のパワーと同じなのだからだそうだ。

霊性が高いとも言われた。

そして、そのどっちの意味も良くわからなかった。

でも、私の今までの波乱万丈&熾烈な人生を彼女は知らぬ間に理解してくれていて、(ってか、そんなこと普段人に話すことはないのだけれど)今までの辛い経験は全てこのあと役に立ちますよ、と言ってくれたことが嬉しかった。

辛い経験をするということは、そのあとの人生でその経験を用いて何かをするために起こることなのだと教えてくれた。

辛い経験がなければ、本当の幸せが分からないようにできているとも、彼女は言った。

なんだか、心が救われたような気になった。

ちょっと泣きそうになっていた私がいた。

人に受け入れてもらうって、こういうことを言うのだろうなあと感じた。

そして、人に受け入れてもらうということは、こんなにも嬉しく、安心するものなのかと思った。

 

そして、その触覚を鍛えて行くために、まずは食べ物を食べる時は、手で触って触感を楽しんでみてくださいと言われたので、やってみたいと思う。

それだけで、膵臓さんが喜んでくれるのだそうだ。

なんとキュートな膵臓さんなのであろうか。