私は私がおかしいことを知っている。
それでも、そうじゃないと型にはめたい人々がいる。
私はいったいどちらなんだろうか。
私は自分の生へのエクスキューズでそう言っているのだろうか。
わからない。
わからないけれど、この世界はあなたたちが感じているよりかは生きにくいものだと私は思っているのだと思う。
疑問は苦しみ。
迎合や擬態も苦しみ。
彼らはそれをしてさえも、安寧に生きているのだろうか。
その疑問や迎合や擬態をしていないからこそ、
私をそこまで否定出来るような気がしてならない。
何故なら私は絶対にそれをしないと心に決めているから。
そして、排除される立ち位置にいなければ、それはきっと分からないだろうから。
人を導くことは容易い。
何故ならそのようにすればいいから。
人をあるがままに認めるのは難しい。
何故ならその人の生きてきた人生や記憶、経験が邪魔をするから。
その違いをみんな混同している。
あなたは人よりも優れているから人を助けているのではない。
人よりも慈悲があるから人を助けているのではない。
あなたはあなたがそれによって救われるからやっている、ただそれだけなのだということを理解しなければならない。