おはようございます。
今日も朝から「精子戦争」を読んでテンションマックスの麗でございます。
わたし、前々から疑問に思っていたことがありまして。
セックス中に、「子宮に当たってるよ。」とか言う殿方がヒジョーに多くいらっしゃるようで、毎回、(ん?それ子宮じゃないような気がする・・・)と思っていた。
というか、ペニスが子宮に腰を振るたびに当たっていたら、子宮に多大なるダメージなんじゃね!?と密かに心配していたわたし。
今回、そんなこたあねえ!ということが、この「精子戦争」を読んで分かったのでご報告でございます。(ああ良かった)
彼らがことごとく「子宮」だと思っていたそれは・・・
なんと、ドンツキ! だったのである。
要は行き止まり。笑
まあ、何かに当たっていたというところだけはあっていたが。
膣の中は袋小路になっていて、ご立派なものをお持ちの方はきっと当たるであろう。
たまに当たらない悲しい人もいるけれど、それはわたしが緩いとかそういう問題ではございません。(だって、縦の長さの問題だからな!)
では、どうやって精子を子宮に送り込んだらええねん?
と思ったそこのあなた。というかわたし。笑
実は、そこのドンツキスペースの上部にイソギンチャクのような器官がありまして、何度かピストン運動をしていると、イソギンチャクから管のように形を変えて(!)、そこのスペースににゅーっと降りてくるのだそう。
そして、勢い良く出された精子を吸い上げる(というか正しくは勝手に精子が泳いでいくのだけれど)のだそう。
そうして、ようやく例の子宮の方へ辿り着けるのだと。
しかも、実は、その先にも精子にはいろいろ難があって、まずそこのスペースで管にたどり着けず死ぬ精子は約半数。4億出されたら、2億そこで死に絶える。
そして、死に絶えた2億は、いわゆるフローバックという現象にて、膣内から排出される。女性ならわかるであろう、あの例のドローってしたやつである。
そして、頑張って管に入ることができた精子さんたちは、精子さんたちと同じ数ほどの白血球が実はスタンバイされていて、ほとんどが白血球に生きながらに食われます。笑
そうして、約5日間壁づたいに進んでサバイバルした勇者のみが、「待機所」なる場所へ進むことが出来るのである。
そして、そこでひたすら卵子のご登場を待つことになるそう。
しかし、卵子が登場しなければ、彼らはそこで死に絶え、再び膣に戻されるか、他の排出器官にて排出されてしまう運命にある。
なんて厳しいんだ、精子戦争・・・
妊娠させるためには、そこの待機所に常に精子がいる必要があるのだそう。
特に排卵日周辺の日程において。
だがしかし、だ。ほとんどの精子の寿命は最長でも7日間。
ということは、その待機所に行くまでに、5日の道のりなのであるから、待機していられるのは、残り、長くても2日しかないという計算になる。
なんだかとってもサバイバルであることよ。
ということで、実は、毎日一定の量をその待機所に保持している必要があるのだ。
毎日やったとしても、なかなか難しい現実が待っている。
実は、殿方の脳内ではとっても面白いことが行われていて、
精子量を実は自動計算しているようなのである。
例えば、前日に4億の精子を射精したとする。
すると、その数倍のポテンシャルを精巣内に保持しているにもかかわらず、
総量を調整する働きがあるようで、1度目の射精の時から計算して時が経つ度に精子の量が増えていくのである。
当たり前のように思えるのだが、これは無駄な精子を排出しないための計算らしく、なんとも「適量」を計算しているらしい。
相手を効率良く妊娠させるために、な!
まあ、でもここである疑問が浮かぶことになる。
1、オナニーした場合は?
2、他の女ともしまくっていた場合は?
という2点であるが、本書ではそれについては触れられていない。
だって、パートナーが一定であれば、相手に出した精子の量を鑑みて次回の精子の量を決めるということはとっても理にかなっているけれど、脳はそれ以外のバターンも計算できているのだろうか?
まあ、上記を仮定してみると、とんでもないことになっちまうけどね。
〜オナニーしまくっている場合、かつ、脳がそれを加味して計算できない場合〜
精子量がオナニーをするたびに、減っていく(または元の精子量に到達するまでの時間が稼げない)ので、妊娠の確率は格段に下がる。
→「子供ができないのは、あなたのオナニーのせいよ!」と罵られますね。
〜他の女としている場合、かつ、脳がそれを加味して計算できない場合〜
他の女とやるごとに、精子の量は再計算され、減っていく(または元の精子量に到達するまでの時間が稼げない)ので、これまた妊娠の確率は格段に下がる。
→「子供ができないのは、あなたの浮気のせいよ!」と罵られますね。(バレないか)
〜どちらにせよ、脳が相手や行為によって計算できる場合〜
これならモウマンタイですね。そして、きっとそうであってほしい。
脳よ、ポテンシャルを発揮しておくれ!と願うばかりである。
つづく