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Way to be HAPPY

Life is a Journey

カミーノ巡礼 11日目

今日は11日目。
ログローニョ to ナヘラ (29km)

今日は本気でヘトヘトな1日だった。
朝、7時にアルベルゲを出発して、29km先のナヘラに到着したのは、午後2時半。
約7時間半も歩き続けていたことになる。
しかも、今日は昨日までの寒いお天気とは打って変わって、悲しいことに雲ひとつない晴天だったナリ。
コロ助なり。私を殺す気ナリよ。

本当に暑かった。
そして、バッグをナヘラに送りつけたとは言え、29km歩き続けるのは至難の技だ。
足首が痛くなくとも、かなりキツかったと思う。
途中の街で、あと11キロというところで、まさかのビールをあおってしまったくらいだ。
でも、幸か不幸か微妙に酔っ払い気分で11キロを汗ダクダクになりながら楽しめた気もする。
歩き途中でビールを飲みだす暴挙は実は今回が初めてだったりする(笑)

とりあえず、それくらい非常に暑かった。
そして、足がパンパンに張るくらい非常に足を酷使した。
そんな感じである。

昨日、ようやく5日遅れの生理が始まった。
5日分貯めていてくれたせいか、まあよく浮腫むこと浮腫むこと。
今日は、指輪をしている指が曲がらなくなるほどに浮腫んでいて我ながらびっくりした。
どうしちゃったの私の指!!
という感じだった。
ちょっとこの浮腫みが原因で私死んじゃうんじゃないかってビビったのは内緒(笑)

道は、ひたすら麦畑、またはブドウ畑。
7時間も同じ風景を見ていると流石に飽きてくる。

そして、思考は自らへ向かうのであった。

7時間も歩く他にやることないし、考えるしかなくなってくるのだ。

今日のお題は、「どうして私はカミーノで誰とも親しくなれないのか」
である。

全くもってここ最近誰とも親しく過ごしていない為、もはやそれが劣等感というか、ストレスというか、屈辱みたいになってきたのだ。

確かに、ここ最近、日本人はおろかアジア人さえ見ていない。
イエローモンキーは絶滅したんじゃないか!?ってほどに。

そうなってくると、白人たちのでかいボディの中にこじんまりイエローモンキーが混じってるみたいな気持ちになってくるのだ。自動的に。

このいやーな感覚は一体どこからくるのだろう?
GHQからなんじゃないかと実は睨んでいる。

まあ、GHQについて話すと大分長くなってしまうので、今日は置いといて、とりあえず、何故私は他人様と仲良くなれないのかについて考えていたのだ。

てっきり、白人の中に1人だけポツンと韓国人に間違われがちな日本人として存在することが劣等感の原因だと思っていたし、その劣等感が、私を彼らから遠ざけ、そして、彼らからも遠ざけられる原因だと思っていた。

だがしかし、だ。

昨日、電話でこの件について愚痴っていて、元夫に言われたのだが、
「日本にいる時と一緒じゃん」
と何の気なしに言われたその一言でかなり腑に落ちた。

そうだよ!
私、日本にいる時から友達できなかったや!

と、なんとも悲しい事実に気づいたのであった。

別に、白人に囲まれているからでも、英語がネイティブばりに話せないからでも、自分が今スッピンで可愛くないからでも、なかったのだ。

そんな簡単な事実に気づかず、ここ数日くよくよと悩んでいたのであった。

日本にいる時から、私は、あまり人と友達になることがなかった。
一瞬仲良くして、その場を取り繕うのはものすごく得意だ。
だからこそ、友達がいっぱい居そうだとよく言われる。

ところがどっこい、私には友達と呼べる人間は片手にも満たなかったりする。

でも、それで別段問題はなかったのだ。日本では。
そして、別に友達になりたいと思えるほどの魅力のない人間と親しくなりたいとか、友達になりたいとか、全くもって時間と労力の無駄だとすら思っていた。

そうだよ、それだよ!

ようやく気づいたのであった。

恐らく私の友達になりたい人間の勘所は毎回間違ってなかったし、今、とちは違えども、カミーノにて自分から仲良くなりたい!と思えるような人間に出会わない限り、別段頑張る必要も、1人でいる事に対する劣等感を感じる必要も、全くもってなかったのだ。

さすがは、元夫である。

私が3日間、約18時間もの歩いている時間を費やしても、出せなかった答えを3秒で出してくれたのであった。

ま、この旅で友達出来なくても、過食嘔吐が治って、筋肉がついて、体重が落ちて、引き締まった身体と心で帰国できるだけで万々歳だしね。

色々なものに期待をしていると、色々なところで裏切られた気持ちになるものである。

そんな期待を捨てる為に、この旅に来たのに、また同じ思考パターンに陥っていたことにようやく気づいたのであった。

なるように、なる。
どうあがいても、人生なるようにしかならないものだよね。
必要なものに関しては、多少の努力はするけれども。


そして、意気揚々とアルベルゲを出て、どのバルでも殆ど扱っている、噂の(?)ペリグリノメニューを初めてオーダーしたのであった。

ペリグリノメニューとは、各店舗でそれぞれメニューは異なるが、だいたい前菜(といっても最初からパスタ出てくるよ!)とメイン(どの選択肢も脂ギッシュな割合が非常に高い)とフランスパンみたいなパンいっぱいと、デザートと、ワインか水、みたいなセットでだいたい10〜14ユーロくらいで提供しているものだ。

いつも、ピンチョス(つまみ)をいろいろ食べたいからと、ペリグリノメニューは避けていた。

が、今日はまさかの29キロ歩いたおかげで1200キロカロリーほど消費したので、まあお腹いっぱい脂ギッシュメニュー食べても良いかな!ということで、挑戦したのでありました。

結果としては、久しぶりのデブメニューは美味い!ということでした。

それだけお腹いっぱいに高カロリーメニューを食べても、全く吐きたくならなくなった。罪悪感が消えたのだと思う。
その分、歩いてカロリーを消費しているだろうという自負が自分の食への可能性を広げてくれている気がする。

過食症(嘔吐型)の人は、1度カミーノに来てみることをおすすめする。

あと1ヶ月自分の身体で実験して、見事成功したら、同じ病気(と言ってもいいだろうか)で悩んでいる人に実体験を通して、学んだことを伝えていきたいなと思っている。

過食症になったことの無い人には分からない悩みもあるのだ。

今から、ダメ押しのアイスクリームを買って、食べて、
気持ちよく寝るぞ!!

お腹いっぱい食べるってとっても楽しいことなんだね。
12年間ずっと忘れていたよ。

ブエンカミーノ!!f:id:xphantasmagoriax:20160629015446j:imagef:id:xphantasmagoriax:20160629015444j:imagef:id:xphantasmagoriax:20160629015541j:imagef:id:xphantasmagoriax:20160629015508j:imagef:id:xphantasmagoriax:20160629015528j:image