Way to be HAPPY

Life is a Journey

ギリギリバリ旅行記4

さて、無事に定期も解約し、4日目の朝を迎えました。

無事にお金を下ろせたときは、安堵したのですが、
その下ろせるのか下ろせないのか、という不安から解放された瞬間から、
別の不安がやってくる。

こうなってくると、何がどうだから不安だ、
という論理が成り立たなくなってくる。

不安だから、不安だ。に文章がすり替わっている。

漠然としたこの不安感、もう一体どこからやってくるのか私にはわからなくなっていた。

喉元過ぎればなんとやら・・・というけれど、
まだ定期が解約できるかということに悩んでいた方が良かったのか?というくらいの不安だ。

そんな中、数年前にお世話になった、イダさんのマッサージを受けてきた。

バリにいる友達に紹介してもらったイダさん。

以前、受けてからもう4年か・・・早いなあ。

イダさんは、バリのヒーラー的な役割をしている方。

マッサージをしながら、その人の中に入っているスピリットと話をしているのだと今回初めて知った。

体をマッサージしながら、この部位ではこうなっているから、こうなんだとか、
体を超えた部分でのメッセージも受け取っているとのこと。

なぜ受け取れるかというと、イダさんという名前はジャワ島からヒンドゥー教をバリ島にもってきて、広めた人の子孫に与えられる名前だとのこと。

そして、その祖先のパワーを受け継いでいる、その名前を持つ人々の中でも特に力のある人は祖先の力を使って、その人の中に入っているスピリットと話ができるそうだ。

なんだか、怪しい雲行きだな、って思ったそこのあなた。
結構スピリチュアル寄りのお話です、ここから。

さて、私はこのブログを読んでくれている方々にはお分かりいただけるかと思いますが、
人生も頭の中もしっちゃかめっちゃかです。

シンプルな生活をしたいな、という願望があるのに、結果頭の中は思考がまとまらない。
そして、常に混乱状態。笑
そして、常に酒によって酩酊状態。
ついでに言えば、ほとんど錯乱状態。の時もあります。

実はたまに家でガチで泣き叫ぶこともあるwww(スッキリするの♡)
一人の時にしかできませんが。他の方にとっては、ある意味オナニーみたいなものね。

イダさんに、「どんな症状がある?」って聞かれたので、
正直、イダさんにマッサージを受けたかっただけの私は、
便秘で困っていると答える始末。(イダさんごめんなさい、でも便秘は意外と深刻)

後で振り返ると理解できるけど、私だけど私じゃないものがここまで私を運んできたんだって理解した。
マッサージの途中で、イダさんに、
「緊張とストレスで体が疲れきっているよ」
「いろいろなものや自分と戦っているからだね」
「他人の意見を引き受けすぎて、混乱している」
とたどたどしい英語で話してくれた。

「君は4回結婚してるね」
って言われたけど、1回しかしてないんだけどなーと思ってた。
(その理由は後述)

途中で、深刻な顔で、
「あなたのやりたいことは何?」
と聞かれ、何も答えられなかった。

そして、「あなたの夢は何?」
って聞かれて何も答えられないどころか、勝手に涙が止まらなくなった。

「なんで泣くの?どうしたの?」とイダさん。

私はなんで泣いているのかさえわからなかった。

いつも誤魔化してた。
人の言うことばかり鵜呑みにして、自分で考えたことがなかった。
もしかしたら少しは考えたことはあったかもしれないけれど、
心の底から考えたことはなかったんだ・・・と気づいてしまった。

誰かにこう言われた、
誰かがこう褒めてくれた、
だから、これでいい、きっとこれがいいんだ。
そういう風に考えていたんだなって。

でも、不意に夢を聞かれて、いつも答えていたことが出てこなかった、
空白、しかなかった。

わたしは、何がしたいんだ?
わたしの夢ってなんなんだろう?
わたしはどうなりたい?

その答えが本当は出ていないからこそ、日々よくわからない行動をとり、
不安に押しつぶされそうになって、ここ数日、いや数ヶ月どころか数年を過ごしてきたのかもしれなかった。

そして、そのあとに聞かれた質問で完全に涙腺崩壊。

「あなたは誰?』

わたしは誰?
わたしは誰なんだろう?

そんなこと、考えたこともなかった。

わたしは、わたしでしょ?
そうやって型にはめて生きてきたから。

わたしは誰?

あなたは誰?

わたしは私なのか?って本当はずっと不安に思ってきた。
そして、いつも私はあなたは誰?って心の奥底では思っていたのかもしれない。

ずっと自分の中に違和感を感じる自分がいることを意識していた。

それについてイダさんが言及してくれて、すごくはっきりと理解できた。

自分であって、自分でない存在。

自分でなくて、自分である存在。

それは何と呼べばいいかわからない。

でも、ずっと違和感を感じて生きてきた。

自分が自分であることに確証が持てない状態。

それがずっと辛かった。


途中でイダさんが、
「スピリットワールド(精神世界)に興味はあるか?」
と聞いてきた。

私は、「もちろん」と即答するやいなや、
イダさんずっとふふふって笑っていた。

「本気でやる気があるのであれば」
と前置きした上で、スピリットワールド(精神世界)に取り組むプログラムがあるけれどやってみる?
という質問だった。

私は、詳しく教えて欲しいと伝えた。

私はもうこんな混乱だらけの人生は終わりにしたい。

夢なんてとりあえず置いといて、24時間(寝ていても)
不安と混乱にまみれて生きるだなんてもうごめんだ。

リラックスすることもなく、常に臨戦態勢。
寝ていても歯ぎしりマックス。
常に見えない理由のない不安と戦う日々はもう嫌だ。

自分に正直になる、の「自分」を知らずしてどうして正直になれるだろう?