Way to be HAPPY

Life is a Journey

ボディトーク2

都内のとある駅のセッションルームに向かう。

私のボディーは一体何を言ってくるのであろうと、少し不安、そして、少し楽しみな気持ちで向かった。

 

普通の清潔そうな40代の女性が、私を招き入れてくれた。

スピリチュアル業界によくいるような、満面の胡散臭い笑みなどは全くなく、かなりフラットな状態の方だったので、ホッとした。

よく居るのよね、こっちが緊張してしまうほどの胡散臭い笑顔を良かれと思って振りまいてくる人って。

ああいうのは、本当に怖い。

こちらを支配するような、そういう意図がかい間見えるからである。

まあ、スピに限らず、日常生活でも結構出会うので、要注意である。

 

簡単な問診票に記入後、少し話をしてからスタートした。

最初なので、ベッドに横になって行うとのこと。

リズム良く私の左手を持ったり、離したりしながら、何かを考えている様子。

 

そして、私の問題点1点目の過食嘔吐の原因について話してくれた。

(ちなみにここからは若干スピリチュアル的な話が含まれます)

 

うすうす気づいてはいたし、以前のブログにも書いていたことなのだが、

私は人の感情や発言の裏の意図、雰囲気を感じ取る癖がある。

それでも、それはきっと気のせいであろうと放っておいた。

臭いものに蓋、の理論で見てはいけなかったものを見てしまったような気持ちになるので、その感覚を丸無視するようになっていた。

彼女が言うには、そういうことをしているので、ノイズのようなものが頭の周りに渦巻いているとのことであった。

そして、もういっぱいいっぱいになっていると。

そういう他人の感情(エネルギー、ノイズ)を吸い込んでしまって、かつ、見ないようにしているもんだから、身体に溜め込んでしまっているとのことだった。

だからこそ、そのモヤモヤに対処するために、代償行為として過食嘔吐をしてしまっているのだと彼女は言った。

私は、稀に見る感覚の持ち主で、その感覚を仕事に使えるようにコントロールすることで、全てが180度変わるし、過食嘔吐も止まるであろうと言われた。

私は、会社をしていたので、確かにと思うところがあった。

やべえ客は一瞬で察知するという能力があったからである。

毎回最初に私が(こいつはやべえ)と思った相手はモンスターのような客であったということが後々判明するということが非常に多かった。

だからこそ、旦那には気持ち悪い奴だと思われていた節もある。

その能力の使い方を間違えていたせいで、今まで様々な大失敗をしてきた節もある。

 

人間が怖かった。ずっと怖かった。

よく、お前の方が怖いよとか冗談で言われるけど、

相手が嘘をついていること、虚勢を張っていること、本人も気づいていないけれど、言っていることと、思っていることが真逆なこと、、、それに気づいてしまうということは、非常に辛いことなのである。

本当に人間は余裕で嘘をつくものなんだなーとか。

よくそこまで人を裏切って平気なんだなーとか。

人間が怖いと思う、その素地となっていた。

そして、他人は私と同じ能力があるに違いないと思っていたし、だからこそ、発言と思考は一致させねば、とか、嘘は決してついてはならない、とか、人と接するたびに自分を常時監視しなければならなかった。

それはそれは非常に疲れることなのであった。

 

言われてみて、よくよく考えてみれば、私が過食嘔吐をするのは、必ず仕事帰りや、休みの日でも疲れる飲み会とか、そういうものの後であることが圧倒的に多かった。

人間に疲れたことへの反動だったのかもしれない。

 

相手が自分を見下していることがすぐに分かるから、相手の為に本当は出来ることも出来るとは言わず、相手の期待通りの行動をしてしまう癖があった。

逆も然りである。

相手が私を高く評価していた場合、それも分かるので、相手の期待通りに高評価の仕事や行動をする。

すべて相手の思考通りに演じていたのだろうな、と思う。

だって、どちらも対応できてしまうのだから。

出来るということは、出来ないということも出来るということなのだ。

 

だから、最終的に私をめっためたにバカにする人間も出てくるし、神のように崇め奉る人間も出てくる、それは、すべて私の行動が原因だったのだと気づいたのであった。