いつも思うのだけれど、仕事でメールや文章を打っている時は、
やたらと誤字脱字が多くて、バックスペース連打ということもしばしばあるくせに、
このブログを書いている時はやたらとスムーズだったりする。不思議だ。
好きこそ物の上手なれとはこのことか。このことなのか!
それかただただ単にmacのキーボード打ちやすいってだけかもしれない。笑
ちょっと後者の方が有力気味である。
今日のお題は「ヒプノセラピー」
私は正直言って、ヒプノセラピーと聞くと脳内で、”うさんくさいもの”という変換が起こる。
誤字脱字のレベルをはるかに超えた変換機能搭載中なのである。
でも、昨日行ったボディトークでその話になってからもう頭から離れなくなった。
仕事なんてそっちのけである。
というよりも四六時中そのことばかりを考えているにも関わらず、仕事できているんだから、
今まで仕事中に(私は集中して仕事をしている)と思っていたこと自体が幻想だったとも言える。
というか、集中して仕事をしていようが、集中して仕事をしていなかろうが、
私の場合、成果物は大差ない、ということなのだと思う。
要は、そんなレベルの仕事しかしていないってこと。
それか、または、そんなレベルの仕事しか私の今までの人生にはなかったってことなのかもしれない。
そして、稼ぐ金額というものは別に集中力や情熱等々に比例しないし、もはや相関関係もないのでは?
と疑っている。
なぜなら、私には集中しているという感覚があまりわからないから。
集中している時に話しかけられても気づかない人とか本当にそれは幸せすぎるギフトなのだと思う。
雑念が多すぎるからか、瞑想もろくすっぽできないし、瞑想しろとか言われると逃げ出すくせがある。
たぶんそれは迷走との誤変換。
そして、ヨガとかも無理。じっとしていられないし、呼吸に意識なんておいてられなかった。
そんな私が唯一集中したとき、それはヒプノセラピーをしていた時だったように思う。
(意外とこれを書いている時も時間の経過が早く感じるから集中している方だと思うけど)
といっても、数人(ほとんど同期)にしかやっていなかったけれど、意外と集中していた、気がする。
それでも、私はヒプノセラピーが嫌いだし、苦手意識がある。
理由の一つ目は、私がヒプノセラピーで何も見えなかったこと。
何も感じなかったこと。いつも、(やべえ、これは何か創作しないとまずい)と思っていたのを思い出す。
そして、きっとそれらは創作だったようにも思うし、違うかもしれない。
だって、ヒプノセラピーで「見える」「わかる」「感じる」等の経験がないから、
それは他人様のそれと比べられるはずもなく。
それでも、くそまじめなおじさんがどっか昔のアフリカかどっかの族長だったみたいなシーンとか、
くそ冷静な美人が子供みたいに泣きじゃくったりとか、そういうのを目の当たりにしてきたから、
それは、きっとあるんだろうな、(私には縁がないけど)と思っていた。
でも、それは違うって言ってくれた。
見えないからこそ、できるのだと言ってもらえた。
なによりも嬉しかった。
それでも、どうしても気乗りしない理由は、多分二つ目の理由だと思う。
私は、頑ななほど、自分の「経験」を信じているところがある。
そして、自分の過食症が治ったとしたら、その私を治ることへ導いた「方法」こそ、私が広めていくべきことなのだと思っていた。
そういう気持ちが大学のころからずっとあったように思う。
だからこそ、この過食症を治さなければならない、と思っていた。
でなきゃ私が言うこと、行うことになんの意味もないと。
だって、ダイエット商品の通販番組に超絶太った人が出てきて、「これは本当にいいんですよ」と言ったところで、
誰も耳を貸さないと思うし、買いたいとも思わない。むしろ、クレームの電話するかな。笑
健康食品だって、飲んでもないような健康そうなタレントを起用してCMしてるから売れるんでしょ?みたいな。
だからこそ、私が何かやるとしたら、「それ」で治っている必要があるのだとずっと考えてきた。
だからこそ、私の過食症に対して悪影響しかなかったヒプノセラピーは無理だと思っていた。
その他本当にいろいろ手を出したけれど、すべて無理だった。
食欲がわかなくなるからと、覚せい剤をやってみた。
→結果、ガリガリにはなれたが病気になった。治ったから良いものの死ぬとこだった。
精神病院に入院すれば治るかと思ったから、入院してみた。
→結果、薬漬けにされて、思考能力は低下、退院して薬を飲まなくなると、元どおりの生活が待っていた。(でも元気)
山にこもって、内観してみた。
→親への感謝の念は湧いたは湧いたけど、結局、過食になんの影響もなかった。
離婚への決意につながるというオチ。(旦那に感謝することは特になかった)
ローフードにハマり、いわゆるローフードしか食べないようになった。
→結局、途中で過食嘔吐するから、もはやローフード生活を送ってるのか謎な状態に陥ってやめた。
ローっていうか、もはやゲローフード状態。
糖質制限をしてみた。
→結果、糖質への欲望が爆発し糖質制限しているとは決して言えないくらい糖質を過食嘔吐するはめになった。
所謂スピリチュアルにハマってみた。
→特になんの救いにもならなかった。ふわふわしちゃって、変な人みたいな扱いをうけて終了。
スペイン800km巡礼の旅に出てみた。
→カロリー消費しているという幻想に飲まれ、寝る前にピザを食い、アイスクリームを食べる生活をしていたら、
余計に太った。ちなみに筋肉は減った。歩くだけだと、筋肉は減ることがわかった。
ランニングにハマってみた。
→別に体重は減らなかった。筋肉もちなみに増えなかった。(栄養不足だから?)結局、すごい食欲との戦いへ突入。
酒に溺れてみた。
→確かに、食べずに飲んでいるから体重は減った。でも、減ったのは筋肉だった。
ずっと寝ているから、生きるのが辛くなった。ベッドの上で生活する羽目に。
筋トレにハマってみた。
→いくら筋トレしても、必要な栄養素がなかったからか、まったく体脂肪は減らず、筋肉量は増えず。
その反動で、過食嘔吐激しくなるオチ付き。トレーナーはイケメンだった。
マヤ歴にハマってみた。
→教祖様みたいな人に君は運命の人だみたいなことを言われ、そういう感じになるものの、最後までその教祖様が運命の人だと思えず、
逃げ出し、終了。ちなみに、今はフィーバーしている模様。
数秘術にハマってみた。
→確かに面白かったけれど、協会の人がマスコットみたいに私を利用しようとしている意図に辟易して退会。終了。
理論が中途半端だったのも解せない。
アメリカの有名なサイキッカーのセッションに大枚はたいて行ってみた。
→あなたは悪い宇宙人と契約しているから、見たくないし、(スクールをしている人だったんだけど)入学も拒否され、泣きながら終了。
ちなみに返金はございません。
ヒプノセラピー
→患者で行ったはずが、なぜか養成講座を勧められ、そこに入り、
私の後を継ぐんだと言われ、断ったら、破門にされ(大枚払ったんだけどさ)、各地で悪評を流され、号泣して終了。
↑これがトラウマ
ちなみに、本も出版し、未だに幅を効かせている模様。
と、まあいろいろありましたが、結局、時間とお金を多分に使い、何も私の過食症の救いにはならなかった。
だからこそ、私は自分が救われたものしか信じなくなってるのだろうなと思った。
つづく(眠い)