Way to be HAPPY

Life is a Journey

ここ最近、というかここ1週間怒涛のような日々だった。

何が怒濤かというと、感情が怒涛のように変化しまくったこと。

まず4日前に第一次(私の)世界大戦が勃発した。

私の場合、というかみんなもそうなんだろうけど、
結局自分の中で起こっていることでしかないのだ。

でも、感情が吹き出した瞬間、
自分の中で起こっていることと捉えられなくなる。

エヴァの暴走モード突入ってわけである(笑)

ここ最近、余裕ありすぎて、
天使ちゃんや友達、会社の上司や、摂食障害のモニターの方々の相談に乗りまくっていて、
あーなんか私成長したな・・・人のことを思いやれるようになったな・・・

喜びも一入!
なーんて思っていたら、ドッカーンときました次の壁。

嵐の前の静けさ、ならぬ余裕さ、だったんだなと今ならわかる。

何が起こったか・・・

私は、今の会社は3年目である。
今の会社である意味二人三脚でやってきた取締役の裏切りw

というか、本人は裏切ったとも気づいていないと思う。

ことの発端は、彼の発言からだった。
私の部下が入社半年(いや、半年も経ってなかったか)で妊娠した。

最初、話があります。
って言われた時、しまったこんなクソ会社辞めますとか言われるんじゃね?
いや、むしろ私の配慮がなんか足りてなかった・・・とか色々不安だった。

蓋を開けてみたら、妊娠したとのこと。

正直、なんだ〜そんなことかーと思って、良かったー辞表突きつけられなくて!

とか思っていたら・・・

彼女は、申し訳ないと泣いていた。

もうね、申し訳ないと泣かせて申し訳ないって感じだった。

今の社会ってそんな感じなの?
それとも、私に遠慮した?

意味がわからなかったけど、彼女はただひたすらに申し訳ないと泣いた。

最初、出会った時からこの人じゃなきゃ嫌!ってくらい好きだったけど、なんて健気な人なんだろうと思った。

そして、私は何が何でも彼女を守ろうと思った。

その後、謎におっさん上司は私に気を使い始め、
あー同い年で、結婚も(一度はしたけど)せずに、子供も持たない私と対比して私を哀れに思ったんだろうな・・・
と思った。

世の中の考えなんてそんなもんだろうなと思ったけど、
彼女の心の綺麗さというか、誠実さがわかって何だか良かったなと思った。

ここで、彼女と出会うまでのエピソードが思い出される。

入社したての頃、私は「できる人」と周りに扱われてしまって、
ひたすら誰もやりたがらないことをやり続ける反面、
ついでに事務作業も・・・という謎な現象が起きていた。

当時、上司であった女性に、一緒にやっている男性が、
「僕、無理なんで」って何でもかんでも逃げることに対して憤っていた私は、
どうにかしてください、と言った。

でも、上司は、でも出来ないというのだから・・・と逃げた。

人は何でも自分に置き換える。
というか、私は少なくともそうだ。

私が上司だったらそんなことは言えないし、
部下が訴えてきたら精一杯対応する。

でも、彼女はしなかった。
クソ上司だと思った。
(当時はかなり心が狭かったので許してちょ)

それで、めんどくさくなって、
じゃーもう辞めるから、あとはみんなで私がやっていた業務よろしく!
できないって言っていた皆さまの代わりに、上司がんばれっっw
って思って、会社に辞めまーすっていった。

したらば、会社どころか、会社のグループ?というか全国の保育業界をまとめている会長が出てきてくれて、
今に至る。

端折りすぎたか?

会長は、本当に私を信頼してくれて、
本来であれば一般職には雲の上の存在・・・というか、
日本の保育園、こども園のトップであるから、
色んな人にとって雲の上の存在なんだろうけど。

でもね、とっても気さくな人で、
自分のすね毛はツルツルだとか自慢してくる人で(笑

私が初対面の時、
ワインボトル片手に飲み比べをふっかけたことがきっかけだった。

ホテルの会場を借り切っての懇親会で、つまらねー人ばっかだなーと思っていたら、
面白そうなおじさん発見!
それなりに偉いんだろうなという席にいたけれど、
そこまで偉い人と思ってなかった私は、なぜかそこで飲み比べし始めたみたいw

それからは、シラフでも酒の席でも、何でも話せる大好きな人になった。
エロさゼロ、したごごろゼロ、包容力300パーセントくらいで、
日本全国の先生方は彼のことを愛してやまなかったことと思う。

でも、会長は、急に死んでしまった。
また飲もうなーと言っていた2ヶ月後に死んでしまった。

会長への追悼文を読んで、彼を知る人は泣かないことはなかったと思う。

今でも、思い出すだけで泣ける。

そのくらいいい人だった。熱い男だった。人情の男だった。
いい男だった。

そんな会長が、私の地位を上司と同じにしてくれて、
好きに人を雇わせてくれるよう、会社に言ってくれた。

当時、他の取締役から話を聞くと、
会長は君が辞めると聞いて、関西から東京までとんで来てくれたんだよと言っていた。
飛んだのか、新幹線なのかは知らない。

でも、本当に会長はじめ、社長、取締役、集まってくれて、
私を引き止めてくれた、だからまだ今の会社にいる。

そして、好きな人を雇っていいと言ってくれた。

だから、色々面接をした。
でも、彼女をひとめみた瞬間から彼女としか働きたくないと確信した。

それが今の部下。

でも、例の取締役は、好きに選んでいいと言いながら、
他の候補で決めようとしていた(笑

その話を最後の最後でされて、
彼女が雇えない・・・

と知った私。

好きに選んでいい、彼女でいい、と言った舌の根も乾かぬうちに、
他の取締役に、他の候補を雇うとか言っていたらしい。

役員室に呼ばれて、彼女じゃない人を雇うと聞かされた時、
私は絶句したし、多分、絶望した表情をしていたと思う。

あーまじかー
好きに選んでいい、彼女でいいと言っていた奴が・・・
まじクソな取締役だな。よし、もう辞めよう!
と一瞬で決意した。

でも、そういう人の感情の変化に敏感な人もいて、
ちょっと待って。(例の)取締役が言った人じゃない人をあなたが求めていたのであれば、
彼女に来てもらいましょう、と言ってくれる人がいた。

それで、今も私は辞めずに、
彼女は私の元で働いてくれているわけ。

これね、つまり何が言いたいかというと、
そもそもその取締役は二枚舌のクソ野郎ということなんだけどね。